東北工商ではSDGsの取り組みを行なっております。各項目のご説明をいたします。
急速に増加する老朽化インフラの点検管理を効率化する目的で、国は2030年までにすべての点検業務に新技術の導入を目指しています。
国内で2番目に面積が大きく河川が多く、県下に多くの老朽インフラを管理する岩手県において、点検業務の人員削減、時間を短縮化し総点検コストの削減を行い地域社会に貢献します。
鋼製標識柱等の道路付属物保守点検業務において、路面境界部の健全度および腐食状況を、非破壊で一次スクリーニング調査を可能とした超音波式診断装置を用いて点検調査を行います。
非破壊試験による調査のため、従来の開削確認による劣化ダメージを避けることができ、また検査工程の削減にも有効です。さらにこのコロージョンドクターでは診断結果調書のデータベース化が可能となり、共有することでライフサイクルコストの削減を可能とすることができます。
国にある道路橋 (約73万本) の25%が、建設後50年を経過しています(2018年時点)。10年後にはその比率が50%となり、点検需要が確実に急増します。
岩手県におきましてもH26年からの点検１順目の5年間で約14,000本の橋梁を点検しています。新技術（ドローンなど）の導入による点検の効率化が望まれます。ドローン操縦有資格者、無線有資格者が在籍する当社におきましても、協力企業と共に橋梁点検の新技術の導入に向け検証を続けております。
国際貢献のため、開発途上地域等の外国人を一定期間（現在は最長5年）受け入れ、OJTを通じて技能や知識を学び、帰国後に母国の経済発展に役立ててもらうための制度という基本理念のもと、独自の教育プログラムにより技能のみならず自己啓発にも注力し人としての成長も目指しています。
帰国後、学んだ技能を確実に活かせる仕事ができるように挑戦しています。
当社ではインドネシアの技能実習生の受入れを行っており、適正な技能実習、日本語教育はもちろん地元コミニティーへの参加など社内外活動を通じて日本文化や道徳を学び自己の成長と世界で通用する人財の育成を目指しています。
日本で習得した技術、学んだ事を帰国後の自分の将来にどう活かすのかを公的機関登録の専門家と共に具現化しています。帰国前には起業に向けの事業計画書や地元企業に対する企画提案書レベルの策定を目指しています。
定期的な日本語教室での勉強
盛岡八幡宮祭り
公的機関登録マーケティング
アドバイザーによる研修
太陽光発電所を開設し運営を通じて利用再生エネルギーの活用について検証しています。
太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスといった再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出せず地方地域でも生産できることから、地域に貢献できる有望かつ多様で、重要な低炭素のエネルギー源だと考えます。実際に発電設備を運営することにより利用再生エネルギーの検証を行っております。
女性の活躍推進、女性活躍・両立支援に積極的に取り組み、女性が働きやすい職場を目指しています。女性の雇用拡大、業務領域の拡大、人事評価制度の改善などに取り組みながら、女性職員が継続就労しやすい職場環境づくりに取り組んでおります。
地域の防犯パトロールや交通安全活動など、こうした日々の地道な活動が、持続可能な未来の都市づくりには欠くことのできないものだと私たちは考えます。
交通安全、防犯など包括的な地域の安全活動が認められ、盛岡東警察署長、盛岡交通安全協会会長より表彰状が授与されました。
地域の交通安全活動、防犯活動に使用するパトロール車も配備
活動の一環で、本社周辺の事故が多いエリアにおいて、 交通安全路面標示を施工するなどの対策を実施いたしております。